2009年6月4日木曜日

200年住宅 200 years house

「200年住宅It is a house for 200 years. 」とは、住まいの骨組みを定期的にメンテナンスすることによって200年もつようにしっかりつくり、設備や内装を20年を目途に更新することで、その時代のライフスタイルにあわせた最新の暮らし方が出来るようにする住宅です。

いわば、家を建てた人が、次に住みたい人にバトンタッチしていける“長寿命な住まい”のことです。

これまでの日本の住まいは30年〜40年で建てかえられていました。(※欧米では50年〜70年)

人生で最大の買い物である「住宅house 」の価値が、土地以外は老後を迎える頃には目減りしてしまうことになります。

これは高齢化社会を迎えた我が国では重要な問題です。

さらに、建てかえることによって大量のゴミやCO2を輩出し、地球環境の未来に大きな影響を与えています。

しかし長寿命な住まいを実現すれば、家そのものを価値あるものとして売ることができ、その家を建てた家族は資金を得て豊かな老後を楽しめたり、収入の少ない若い世代は新しく建てるより安く、買ったり借りたりすることができるようになります。

住まいを次世代にバトンタッチしてゆくことで、「地球にやさしい暮らし」+「次の子育て世代の住宅取得の軽減」+「高齢化社会における豊かな暮らし」を実現する。これが200年住宅という考え方なのです。

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