2009年6月2日火曜日

赤米の籾撒き

今年は、古代米を植えます。どんなお米でしょうか。

赤米、黒米Red rice black rice

日本の食文化の原点といわれている古代米(黒米・赤米)とは、稲の原種である野生稲の特徴を受け継いでいるお米のことです。

ビタミン・ミネラルなどを含み、古くからお祝いの席や記念日に食べられてきました。

脱粒性が強く、稲の背丈が1.5メートル以上にもなるため倒れやすく、収穫量は多くありません。

しかしながら、生命力は極めて強く、荒れ地で無肥料・無農薬でも丈夫も育ち、干ばつ・冷害にも強いのが特徴です。

黒米 black rice

黒米は古代米の種類の一つで、濃い紫色のお米のことです。
くろまい・くろごめとも呼ばれています。


古くは中国歴代の皇帝献上米として大切にされてきた黒米は、日本ではおはぎのルーツといわれています。

黒米のヌカの部分に含まれている黒色系色素(アントシアニン Anthocyanin が含まれ、それ以外にも黒米 black rice は白米 Cleaned rice  と比べてと、ビタミン類 Vitamin group 、鉄分 Iron content 、カルシウム Calcium 、マグネシウム Magnesium や亜鉛 Zinc といった現代人に不足しがちな栄養分が多く含まれています。

薬膳料理に用いられ、「薬米」の別名もあるほどです。

炊くとお赤飯のような色鮮やかな色になります。

赤米Red rice

赤米は古代米の種類の一つで、薄い赤色のお米のことです。
あかまい・あかごめとも呼ばれています。

2000年以上前に中国大陸から伝わってきました。
お米のルーツであり、お赤飯の起源といわれています。邪馬台国の献上米だったといわれており、古代日本人の神様へのお供え物、お祝い事として使用されてきました。

赤米のヌカの部分には赤色系色素(タンニンタンニン )を含んでおり、、白米に比べたんぱく質 Protein や各種のビタミン・ミネラル Various vitamin minerals が多く含まれています。

白米と混ぜて炊くとほんのり薄紅色 Pink color になります。

現代人に不足している栄養素がご飯で取れるようになると、栄養補助食品を食べなくてもいいかな。

普段のご飯に少しずつ混ぜて炊けば、変わったご飯が楽しめそうです。

0 件のコメント:

コメントを投稿