2009年6月7日日曜日

Japaniese butterbur

ふきJapaniese butterbur

日本原産の野菜 Vegetable of Japanese origin

まだ冬のなごりの残る早春に、山すその日だまりにひょっこり黄色い頭を出すふきのとう。

ふきの原産地Country of origin は日本Japan で、北海道Hokkaidoから九州Kyusyuまで全国の山野に自生Natural growth しています。

冬に黄色の花を咲かせるところから、冬黄(ふゆき)がつまってふきになったといわれます。

また古くは”ふふき”とよび、布々岐とも書きました。

ふきには、茎に息を吹き込める穴があり、折ると糸が出てきます。

その様子を表して名づけたとも言われ、平安時代にすでに栽培されはじめました。

独特の香りがあるふきのとうや葉柄、葉を食用とする。

肝毒性が強いピロリジジンアルカロイドが含まれているため、灰汁抜きをする必要がある。
 
ふきのとう

蕾みの状態で採取され天ぷらや煮物・味噌汁・ふきのとう味噌に調理して食べられる。

一般的には花が咲いた状態のふきのとうを食べる事は避けられるが、細かく刻んで油味噌に絡める「ふきのとう味噌」などには利用可能。

伸びたフキノトウも葉や花を取り除き、茎の部分を軽く灰汁抜きしたものを肉や刻んだ油揚げ、糸コンニャクなどと一緒に煮付けても美味しい。

フキの葉柄よりも柔らかく筋もあまり気にならないので、茹でた後でも硬ければ茎の皮を剥ぐ程度で良い。

葉柄

重曹や木の灰などを入れた熱湯で灰汁(アク)を抜いて煮物や炒め物などにするか、生のまま塩や塩糠に漬けこんで保存し、調理前に煮てから流水で塩抜きしてから同様に煮物や炒め物にする。

これだと春から夏に採取したものを冬の間にも利用できる。

また、醤油と砂糖で濃い味の佃煮にしたものは「きゃらぶき」といい、これも保存食・常備菜となる。

繊維質Fibered やミネラル Mineral が豊富 Abundance で、昔は冬の野菜不足を補う一般的な山菜であった。現在はスーパーなどでも水煮のパックが年中販売されている。

蕗を栗山から掘ってきて、近くの栗山に植えました。

蕗は完全無農薬野菜(山菜)です、もちろん栗の木にも消毒薬はかけませんよ。

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